私の人生や考え方を変えてくれた書籍を紹介します。
まず初めに紹介したい書籍は
「一生イノベーションを起こしつづけるビジネスパーソンになるために20代で身につけたい読書の技法」、(著者:千田琢谷さん)という本です。
読書の技法
この本に出合ったのは、2013年9月でした。この記事を書いている現在からすると10年ほど前ですね。
この本によってなぜ人生が変わったのか、生き方と変えてくれたのかというと、本の内容の中に「読書の基本スタンス」という項目があって、この内容にとても救われたことを今でも覚えています。
読書の基本スタンス
今でも覚えている内容について紹介します。
「読書は読破することが目的ではない。その本から1ワードでも吸収できたら儲けもの」
この内容よって、とても心が楽になりました。ラーニングピラミッドによると読書によって覚えていられることは、全体の10%とも言われています。そもそも、一度の通読で書籍の全部を覚える必要がないということを教えてもらっただけで、読書が楽になりましたし、読書が好きになりました。本を買う事の抵抗も少なくなりましたし、その結果、多くの本を読むことに繋がりました。
「今、我慢しているなと感じたら、読了」
ワクワクしながら読んでいるときは、読書が苦痛ではなくなります。我慢して読む必要はなくて、面倒だなとか、早く次の章に行きたいなと思った時は、読み飛ばして良いのです。面白く感じながら読んだ部分はいつまでも記憶に残っていますし、我慢して読んだ部分は、あまり覚えていないものです。
「繰り返し読んでもいいし、途中で放り出してもいい、大人の読書は、なんでもありだ」
興味がなかったら放り出していいんです。自分の心に刺さるところだけ、読めばいいんです。1500円程度で、心が豊かになったり、学習へのモチベーションが上がったりして、良い転職に繋がったり、試験に合格できたりできれば、安いものです。1500円で自分が成長できるなら、自分が賢く慣れるなら安い買い物だと今でも思っています。
「コンビニで買う本に、ハズレはない」
本当にその通りだと思います。学び深い良い本が多いです。コンビニに置かれている本は、ベストセラーだったり、出版社がベストセラーにしようと注力している本だそうです。
「本の貸し借りはしない」
これは今でも、念頭に置いている内容です。「貸して」と言われたら、買ってあげようと思っています。そして、「貸してあげる」と言われたら、借りずにタイトルを写真に撮らせてもらって、買うか自分で判断しています。本というのは、その瞬間の自分に刺さるものだと思っています。自分が感銘を受けたからと言って、他の人も同様に感動するとは限らないです。今この記事を書いていることが矛盾していることになってしまいましたが、この記事を書くことが、この本と千田先生への感謝の言葉になればと思います。
最後に
人生を変えてくれた本をどうしても紹介したいと思い、記事にさせてもらいました。10年も前の本だったんですね。それ以降、多くの本に出合う事ができました。今回、医学部に合格できたのもこの本のおかげだと思っています。ありがとうございました。
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